【成形機Q&A①】サーボモータの原点とは?
2/5/23
タハラニュースでは、「成形機Q&A」と題して、成形機に関する皆様からのご質問について解説していきます。シリーズ第1回目である今回は、電動成形機の保守メンテナンスに欠かせない「サーボモータの原点」について解説いたします。
Q.サーボモータの「原点」とは何ですか?
A.「原点」とは、「サーボモータが動作するための位置」を指します。電動成形機では、サーボモータが「決められた位置」で停止する“位置制御”によって、サーボモータが使われています。決められた位置は、原点(基準点)からどれだけ移動したかによって決定します。そのため、万が一トラブルが発生して原点が変わってしまった場合、“成形機は異なった位置で動作する”ようなケースも起こり得るのです。
Q.サーボモータの原点消失は具体的にどのような状態ですか?
A.電動成形機は、出荷時に原点が設定されています。この原点が変わってしまうことを「原点消失」といいます。
Q.サーボモータの原点が消失する原因を教えてください。
A.原点が消失する主な原因は、バッテリー切れです。原点の記憶には電力が必要です。成形機は主電源が切れてもサーボモータに電力を供給できるように、バッテリーを搭載しています。このバッテリーの残量が時間経過によって切れ、その状態で成形機の主電源を切ってしまった場合、サーボモータへの電力供給がなくなり、原点消失となります。
Q. バッテリー交換の目安時期を教えてください。
A.当社推奨の交換時期は2~3年です。機械が長期停止しているときのバッテリー切れには、特に注意が必要です。
サーボモータの原点消失は、電動成形機関連で発生するトラブルでも特に多く見られます。しかし、定期的なバッテリー交換や点検により、そのリスクを減らすことができます。
原点消失の復旧方法については、当社が実施している「ブロースクール 保守管理コース」のプログラムにも含まれておりますので、ご興味がございましたらぜひご受講ください。
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