Ewonをご存じでしょうか

6/30/25

Webメディア『社長名鑑』にて、当社代表取締役社長 植田祐治のインタビューが掲載されました。

ぜひ、ご覧ください。

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株式会社タハラの取り扱い製品

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成形機Q&A【Ewon】

皆様Ewonをご存じでしょうか。Ewonとは、スウェーデンに本社を置くHWS Networks社の子会社であるeWON社が提供する、産業用の機械や設備をリモートで監視・制御するための通信機器やサービスを展開しているブランドです。

タハラの成形機でも海外のお客様を中心に導入実績が増えてきています。

国内のお客様向けにも、新規の成形機への導入や、既存の成形機への改造工事が可能です。

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Q. Ewon導入でできることを教えて下さい。

A. Ewonの製品を成形機に取付けることで、成形機をVPN接続でタハラ社内とつなげることができます。

具体的には、タハラ社内から①お客様のシーケンサに接続する②タッチパネルに接続する。

以上2点ができるようになります。お客様の成形機でトラブルが発生したときの1次対応に役立ちます。

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Q. Ewonを活用して解決したトラブル事例を教えてください。

A. 装置復帰ができないとのご連絡を受け、Ewonでプログラムをリモート監視したところ、本来はOFFになっているはずの接点がONのままになっていました。

調査の結果、部品の接点不良が原因であることが確認でき、現地への技術者派遣が不要になりました。

※今お使いの成形機に導入することで、様々なトラブルシューティングの場面での活用が期待できます。

弊社作業員によるトラブルの1次対応で、成形機情報(ロギングデータ)とシーケンサ情報(プログラム、異常履歴)を確認することにより現地調査の手間を減らし、必要な部品や工具を事前に準備したうえで迅速な現地対応が可能になります。また、リモート対応だけで完了するケースでは、技術者派遣にかかる時間とコストを削減できます。

さらに、原因部品を特定できれば、不要な部品交換を避けることができます。

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Q. 導入可能な成形機のバージョン(Ver)を教えてください。

A. Ver.4以降の成形機で導入可能です。ただし、Ver.4~Ver.5はCPUの更新が必要です。成形機のバージョンは成形機の製造年で異なります。以下の表をご参照ください。※Ver.4については一部の成形機で導入不可の場合がございます。

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Q. VPN接続について教えてください。

A. VPN接続とは、インターネット上に安全な通信経路を作る仕組みです。2つの拠点間を仮想的に専用線で繋いで、セキュリティを担保した通信を行うことができます。

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Q. Ewonを導入する方法を教えてください。

A. 既存の成形機にEwonを導入するには、弊社から部品をご購入いただき、改造工事を実施する必要があります。作業時間は1台あたり1日が目安です。新規の成形機の場合は、出荷時からEwonを導入することができます。ご使用時は成形機に取付けたEwon製品と、お客様のネットワーク回線を接続していただきます。次に専用ソフトを用いてタハラ社内のPCをeWON社のサーバーに接続します。これでEwon製品とタハラ社内のPCが接続可能になります。Ewon製品にはシーケンサやタッチパネルを繋ぎこんでおり、お客様からのご要望があった際にタハラ社内のPCに接続し、シーケンサやタッチパネルの情報を確認いたします。

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本記事に関する内容、お見積り依頼については、弊社部品注文までお問合せください! 

※本記事は、タハラ製電動機を対象にした内容となります。油圧機、JEB機、中大型機については、本記事の対象外となります。