パーツストアで中古部品がお買い得!

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タハラパーツストア URL⇒https://tahara-mc-e.com/

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※販売する中古電気部品については、弊社成形機で動作確認済みの部品となります。

※中古部品のため不具合があった場合には、納入日より1ヶ月間は返品を受け付け致します。

納入後1ヶ月以内に動作確認をお願い致します。

本件に関する内容、ご不明点については、弊社部品注文までお問合せください!

担当者-栗原、秋山、森、仁木 TEL:0476-21-1991

成形機Q&A 樹脂流路の掃除について

樹脂流路の掃除は、樹脂流路の焦付きや樹脂の劣化防止、外部からの異物混入防止のために必要なメンテナンスです。正しい方法で定期的に掃除することで、炭化物(コゲ)がパリソンに付着するなどの、製品不良抑制につながります。

Q. 樹脂流路の掃除は、どの部品を掃除すればいいですか。

A. 日常的に掃除していただきたい箇所は、ダイス、コア、マンドレルシャフトが挙げられます。押出機、スクリュ、ダイヘッド、マンドレルについては、計画的に分解清掃を行ってください。 (年1回まとめて行うことを推奨しております)

Q. 樹脂流路を掃除する際の道具があれば教えてください。

A. 銅ヘラ、真鍮ブラシ、銅あみ(コパーゴーズ)が推奨です。特にヘッド流路は傷つきやすく、 キズがあると樹脂が滞留しやすくなりますので、スチール製のブラシや紙やすりは厳禁です。 またブラスタがあれば、効率よく掃除を行うことができます。※紙やすりは清掃後に仕上げ用の#1000は使用していただいても大丈夫です。

Q. 樹脂を流路内で劣化させないための方法を教えてください。

A. 長時間昇温したまま放置しないことが大切です。樹脂が高温にさらされている時間が長いほど、樹脂の熱劣化が進行します。特に成形途中でのトラブル対応時には注意が必要です。可能であれば温度を下げるか、30分に一度程度押出を行ってください。恒久的な対策としては、部品をメッキ仕様にする方法があります。

また樹脂の酸化劣化に対しては、樹脂が混入する入口である押出機のホッパに、窒素セパレータを設置し、押出機での酸化劣化を防ぐ方法があります。  

※昇温完了した状態で放置させない様に警報を追加することも出来ます(例:30分経過すると警報を出して知らせる等)

Q. その他、掃除する際の注意点はありますか。

A.  樹脂を問わず、流路に傷はつけないことが大切です。コゲがとれないからといって、無理やり削ることはしないでください。また樹脂を溶かす際に、部品をバーナーで炙りすぎると、コアなど径が細い部品は曲がってしまうことがありますので、ご注意ください。

★弊社で開講しているブロースクール中級コース、保守管理コースでは、樹脂流路の掃除について詳しく解説しております。

中級コースでは、成形不良の事例と対策講座や多層ヘッドの講座を通じて、樹脂流路の掃除の必要性について、理論的に学ぶことができます。

保守管理コースでは、ヘッド分解掃除、スクリュ抜き掃除の実践を通じて、樹脂流路の掃除について正しい方法を学ぶことができます。

ご興味のある方はぜひご受講ください。

※本記事は、タハラ製電動機、油圧機を対象にした内容となります。

JEB機、中大型機については、本記事の対象外となります。