高品質・安定成形・高生産性
タハラの電動成形機は、高品質で安定した成形品の生産のために『型締パーティングラインズレ防止機構』や『打込高さ調整機構』など、数多くの技術を開発して特許を取得しています。この他にも、機械を停止させずに成形条件の設定変更を可能にするなど、操作性による稼働率の向上が高生産性にも寄与しています。これらの技術を基に、更なる成形サイクルの短縮化技術、機械動作の高速化、口元不良率の低減、稼働率の向上を追求して、高速安定成形のための技術開発にチャレンジしています。
クリーンな作業環境
タハラの成形機は、電動サーボモータ駆動により、他社成形機と比べて格段にクリーンで低騒音の作業環境を実現します。
高い環境対応性
電動成形機の最大のメリットは、消費電力の大幅な削減にあります。必要な時にしかモータが駆動しないことによる消費電力量の削減に加え、サイクルアップと不良率の低減により、製品1本当たりの電気代は油圧成形機の40%以上削減できます。また、多層成形機では粉砕材をリプロ層に使用することにより、使用原料を大幅に削減することも可能です。
油圧機と電動機の比較 成形製品:500ml PE容器(40g)の場合
項目 | 単位 | 油圧機 型式:TPF-555H (シングルステーション) |
電動機 型式:MSE-55E/54M (シングルステーション) |
電動機 型式:MBD-70E/54M (ダブルステーション) |
---|---|---|---|---|
成形サイクル | 秒 | 20 | 17 | 18 |
1時間当たりの生産量 | BPH | 360 | 423 | 800 |
機械の総消費電力量 | kwh | 18.5 | 10.13 | 16.3 |
ボトル1本当たりの 消費電力量 | kwh | 0.0514 | 0.0239 | 0.0204 |
電気料金比率 | % | 100 | 46.6 | 39.65 |